「メタブログ」の背景を知る
こっちの話題も、呑んだくれてばかりで、お礼が遅くなりました。
「ところで「メタブログ」の語源って?」というわたしの疑問に、 服部弘一郎さん、 ポップンポールさん、 加野瀬さんが、いろいろ解答をくれました。ありがとうございます。
なぜ「メタブログ」の語源が知りたかったというとですね、わたしのこのTokyo Forumも、いわゆるBlogの話しとか書くじゃないですか、それで「メタブログだよね」って言われるワケです。
この「メタブログ」って言葉に、なんとなく、なんとなく、なんですが(^^;)、イヤな感じ、が漂っていたわけです。
このイヤな感じは、どこから来るモノだろう、と気になって。「メタブログ」の背景を知ったら、その理由がわかるかもしれない、と思ったのです。
もちろん、Blogがアメリが生まれだから「メタブログ」もアメリカからの輸入モノなんですが、日本で流行った、その背景に、何か“イヤな感じ”の理由があるんじゃないか、と思ったのです。
「メタ」という接頭語は、超越してる感覚でも使いますね。メタレベルというと、神の視点というか、「君たちレベルより上の位置から眺めて発言してるんだよ、ボクぁ」という感じで、客観的なものの見方をしているかのようにも振舞える(が実はそうでもない)便利な言葉としても使われることがあります。
このコメント、なんか、言い得てますよね(^^;)。
「メタ」という言葉の時点で、すでに“イヤな感じ”がありありです(笑)。
「ウェブログ@ことのは」松永英明さんの「非公式ウェブログ用語集」
というのを教えてもらいました。
MICROCONTENT NEWSのWeblog Glossaryの翻訳だそうです。
原典の初出が2002年5月10日、翻訳の初出は2003年9月29日となっています。
ここに「メタブログ」「Metablogging」もありました。
[定義](動詞) ブログすることについてブログする、という行為。
[言葉のあや] メタブログは、ブログの世界ではかなり一般的な現象であって、特に新出メディアに惚れ込んだ新しいブロガーによく見られる。「メタブログ」という言葉には、しばしば微妙な否定的意味合いが込められている。メタブログについて、「へそ凝視」とか「ブログ自慰行為」と言う人もいる。
[用法] 「さて、少しばかりメタブログして、ウェブログが世界のジャーナリズムにどれほど影響を与えているかを探ってみようと思う」(*collective groan*)
[起源] 不明。知っていたら教えてください!
なるほど、本場アメリカの時点で、すでに「微妙な否定的意味合いが込められている」という事実。これはすごい納得です。日本にやってきて、日本で“イヤな感じ”が付随したワケではないのですね。
(んで、英語はわからん、Blogもよく知らんわたしでも、なんとなくイヤな感じがしたこの直感は、いわば正解だったワケだ(笑))
また、この記事が、日本で流行ったきっかけだったのでは、という情報があります。
同じく、「ウェブログ@ことのは」松永英明さんの「メタブログの謎にせまる ~ブログという構造に潜む自己言及の罠~」
2003年10月24日なので、ココログがスタートしてわたしがBlogをはじめるより1ヶ月半くらい前に、流行るきっかけがあったのですね(そりゃ知らないわいな)。
しかし、ありゃま。
この時点で最後にこんな記述があります。
で、きちんと言及しておくと、こういう文章を書いて、参照したサイトへトラックバックを送るということは、加野瀬さん@ARTIFACTや、scmrさん@network styly *、そして東浩紀氏などを中心とした「ウェブ文化考察コミュニティ」に加わろうとする行為ともいえる。
うへ。そうなんですか(もはやそうだった、なのかな?)(^^;)
やはり何人かの目立つ人、界隈をリードする人がいて、そういう人はある種の尊敬じゃないけど、人から一目置かれる存在なのですね。そしてたぶん、その人たちのコミュニティに加わることは、ある意味名誉なのだと思う。
(その加野瀬さんから「メタブログ」に関するコメントもらったのは、すごいことなのかも(^^;))
しかし、一方で、やっぱりそういうコミュニティを、わたしらがぶち壊したのかもなぁ、と思います(笑)。
ここで言う「わたしら」とは、Blogについてそれなりに知っていて、ネットで発信する事もある程度知っていて、でも、実際にBlogは、ココログとかのお手軽サービスではじめた、というタイプです。
きっと、ココログとかライブドアブログとかで、「Blog」というモノを意識せずにはじめた人は「メタブログ」という言葉に興味もないだろうし、イヤな感じが何なのかもぜんぜん関係ないと思うのです。
わたしみたいに、中途半端に知っているけど、インストールして設置するだけの知識や技術がないというタイプだと、妙にその世界が気になってしまうのでしょう(笑)。
だから、「Blog」を意識してない人は、「Blog論」「コミュニティ論」に参加しようと思わないだろうし、そんな事別にどうでもいいワケです。自分が書きたいから、繋がりたいから、書くのです。
で、わたしのようなタイプは、それまでのBlog界のやりとりなんぞ関係なく、自分の視点で、すごい人にも気にせずトラックバックしちゃうし、Blogについてどんどん書いちゃいます! だってその人がすごい人だなんて、知らないから(^_^;)。
こういう背景、実情がある(あった?)事を知っても、わたしのスタンスは変わらないです。気になる記事にはどんどんトラックバックするし、相手が誰であろうと(笑)。
そいでやっぱり「メタブログ」な事も書くと思うし、イヤな感じがしても(笑)。
それになにより、書いてる自分は「メタブログ」だって思ってないのです(^^;) 書きたい事を書いてるだけなので。
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